雑木と歩む庭

雑木の庭でのガーデニング記録

タマリュウの夏枯れと補植

駐車場のコンクリートと、玄関前の御影石敷きの目地はタマリュウで緑化しています。

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タマリュウは常緑で非常に丈夫なので、夏場に雨が降らない日が続いた際の散水と、たまに生えてくる雑草を抜く程度の管理で一年中緑を保つことができていました。

約1年前 駐車場のタマリュウ目地(2022/10/22)

約1年前 敷石のタマリュウ目地(2022/10/23)

しかしながら、2023年8月頃から目地の一部で枯れた部分が目に付くようになりました。

2023/9/18

このため、園芸店でタマリュウを10ポット(2.5号)780円で購入し、枯れた部分に補植することにしました。タマリュウは容易に入手できると思いますが、今回は園芸店に入荷して間もないと思われる元気な苗を手に入れることができたので、良い買い物だったと思います。

補植場所にポット苗を仮置き(2023/10/15)

駐車場コンクリート目地の土(2023/10/15)

目地を掘り返してみるとパサパサに乾燥していました。タマリュウが枯れた原因については、コガネムシ幼虫の食害も疑っていたのですが、幼虫は見つかりませんでした。

どうやら、この夏の猛暑で水切れか高温障害を起こしてしまったようです。

駐車場の目地には10cm程度土が入っていたのですが、敷石の目地はすぐ下に固定のための捨てコンが入っているため5cm程度しか土が無く、そりゃ厳しいよねと言う状況でした。

補植に当たっては、枯れた地上部や根を除去し、土に腐葉土を混ぜ込んで保水性の改善を図りました。苗が足りず補植ができなかった場所についても生き残ったタマリュウが広がりやすいよう、同様に土壌改良を施しました。

補植後の敷石(2023/10/15)

補植後の駐車場(2023/10/15)

作業終了後に改めて駐車場を見ると、駐車場奥側ブロック塀の陰になる部分のタマリュウは青々としています。

土が少なくコンクリートや石に囲まれた日向の過酷な環境と今年のような猛暑が重なると、強健なタマリュウといえど夏越しに気をつける必要がありそうです。