2024年のGW後半は4日まで好天に恵まれ気持ちの良い日が続きましたが、5日は強風が吹き荒れ、6日は土砂降りが断続的に続く荒れた天候となりました。
我が家で最初に咲いたバラはデビット・オースチンの'スノーグース'。4月27日頃からポツポツと咲き始めていたのですが、5月2日になってある程度花がまとまりました。
昨年は沢山の蕾がバラゾウムシでダメになってしまったのですが、今年はローズニームを週1-2回程度散布しているおかげか、今のところバラゾウムシを見ていません。
チュウレンジバチには何カ所か産卵されましたが、目立った被害は出ていません。
日が陰った18時ぐらいに撮ったものですが、'スノーグース'は柔らかい光で撮影した方が雰囲気が出ますね。
'スノーグース' に少し遅れてイタリア バルニ社の 'ブリーズパルファン' が開花しました。
8号鉢で自作のラウンドトレリスに誘引して玄関脇に置いています。
ツル仕立てで伸ばそうと思っているため、冬剪定はごく浅く済ませたのですが、春花はステムが短いため、枝垂れる感じにはなりにくいようです。
秋花は長く伸びた枝先に花が付くので枝垂れて、「ミニ」 ’ポールズ ヒマラヤン ムスク’ 的な雰囲気を味わえそうなのですが、春にも枝垂れて欲しいので来シーズンはあえて無剪定の枝を残してみようかな。
沢山の蕾が上がって、これからが楽しみなのですが、蕾が多すぎたのか、膨らむ前にカサカサに萎んでしまった蕾も一部発生しています。
ここからは、下草の様子を紹介します。まず、東の庭のミヤマオダマキとブルーシラン。
早咲きのヘメロカリス、ヒメカンゾウ(姫キスゲ)。昨シーズンは植え付け後の初開花を楽しんだ後、夏の終わり頃から葉が見えなくなって心配していたのですが、今年も花を上げてくれて一安心です。
ワイルドストロベリーの赤い実が沢山生って可愛いです。実は小さいですが、香りが良く熟していればそこそこ甘いので収穫してヨーグルトに添え、朝食のお供にしています。
玄関先の寄せ鉢から奥多摩コアジサイです。装飾花は無いですが、アップにすると繊細な花が綺麗ですね。
南の庭のカンパニュラ 'シルバーベル'。ハイノキとヤブツバキの近くに植えていたので移植の影響で花が減るかと思ったのですが、丈夫で安定感のある品種です。
ヒューケラ 'ノーザンエクスポージャー ブラック' もハイノキ、ヤブツバキの移植に合わせて植替えました。昨年よりも花穂が短くなったようですが、個人的にはこのぐらいの高さの方がバランスが良いと思います。
後ろの黄金葉はタイツリソウ 'ゴールドハーツ'です。暖地のため、2シーズン目で株が小さくなって花も咲きそうにないですが、鮮やかな葉色だけでも鑑賞価値がありますね。
南の庭奥のナチュラリスティク(を目指す)草花ゾーン、手前の銅葉はユーパトリウム 'チョコレート'、中央の黄金葉はテンニンソウ 'オーレウム'、奥のグラスはカラマグロスティス ブラキトリカ(ノガリヤス)です。
ほぼ同じ場所を違う角度から。ジューンベリー株元のグランドカバーはイブキジャコウソウとリシマキア ヌンムラリア 'オーレア'、黄金葉のグラスはカレックス オシメンシス 'エバリロ' 。イブキジャコウソウとリシマキアは混ざるとケンカするかなと思ったのですが、今のところいい感じで混ざり合ってくれています。
乾燥した日陰となってしまうヤマザクラとイロハモミジの株元にもかかわらず、3シーズン目を迎えて株が充実してきたカンパニュラ 'サラストロ' 。開花をとても期待していたのですが・・・
5月5日の強風で倒れてしまい、萎びかけていました。orz
仕方ないので倒れた花茎はカットして花瓶で水揚げしたところ、しなびた葉や蕾が復活してきました。この蕾が咲いてくれることを期待しています。
高木も風でかなり揺さぶられ、大枝が折れないか心配だったのですが、幸い小枝が多少折れた程度で済みました。