4月も下旬にさしかかり、庭の緑もだいぶ濃くなってきました。
道路に面した東の庭の様子から紹介したいと思います。
バイカカラマツが欲しいと思っていたところ、先日植木市で見つけたタイワンバイカカラマツです。開花株を植付けたばかりですが、とても可愛いです。この場所で根付いてほしいものです。
ご近所さんから頂いたもので品種がよく分からないのですが、小型で距(きょ)が無いことからバイカイカリソウだと思います。とても可憐なのですが、同じ時期に頂いた他のイカリソウと比べてあまり増えていないようです。
我が家の原種系チューリップの中で最後に咲いたのはバタリーニ 'ブライトジェム'となりました。これは、2023年11月に球根で植え付けたものです。東の庭は山野草主体なので、元気な黄色で園芸種に似た花型の 'ブライトジェム'は、ちょっと浮いてしまった気がします。シーズン後に堀上げて場所を変えようと思います。
南の庭ではシランの開花が始まりました。今年は芽出しが2月中旬とかなり早かったのですが、その後の季節外れの降雪で葉先が少し痛んでしまいました。
クジャクシダが柔らかな新芽を広げていました。その後ろの黄金葉ヤブラン ‘ピーディー インゴッド’の新芽もとても鮮やかです。 ‘ピーディー インゴッド’は2022年12月に植付けたのですが、2023年は新芽がダンゴムシに囓られてほとんど大きくなれませんでした。黄金葉は色素が少ない分、普通の品種より柔らかくて美味しいのかも知れません。今年は株に力が付いて食害を乗り越えてほしいものです。
アネモネ シルベストリスの雌しべにムカデの仲間が上っていました。よく見ると雌しべにダニの仲間なのか小さな虫のようなものが見えるので、これを食べに来たのかも知れません。
2シーズン目のティアレラ 'ピンクスカイロケット'が今年も花火のような花を見せてくれました。この場所は高木の根に水分を取られて乾燥気味なので、ティアレラ が残ってくれるか不安だったのです。
後ろに写っている黄花はカラス葉ヒメリュウキンカで、3月中旬から1ヶ月以上咲き続けています。
不調だったため、根回し後に移植したハイノキが開花しました。葉の量はあまり変っていないと思いますが、花付きは昨年の春よりも良いように思います。
玄関前のアオダモは7本株だったのですが、矢印の株が玄関前の植栽スペース(特にバラ 'スノーグース'の株元)を日陰にしてしまうので、この株を伐採することにしました。
本来ならば冬の休眠期に行うべき作業でしょうが、大枝を切ってその株を弱らせるような作業とは違い、その株を不要として根元から切ってしまう作業なので、大きな問題は生じにくいだろうと判断しました。アオダモの株を1本抜いたことで、'スノーグース'の株元や寄せ鉢の周辺が明るくなりました。
バラの蕾が上がってきました。ハバチやイモムシに葉を少し囓られていますが、今年は今のところバラゾウムシの被害には遭っていません。ローズニームを週に1回程度散布しているので、多少は忌避効果が出ているのかも知れません。