2022年の夏頃から東の庭に植えているアセビの葉が擦れたように茶色くなり、調子を落としていました。
当初は夏の日差しによる葉焼けだと思っていたのですが、どうやらツツジグンバイの被害を受けたものと思われました。
4月下旬になって新芽が展開してきたのは良かったのですが、よく見てみるとアブラムシがびっしり新芽に取り付いていました。
慌てて食品成分由来のハンドスプレー(カダンセーフ)を吹き掛けたのですが、この機会に擦れて汚くなった葉を摘み取ることにしました。
すると、ヤツらもいました。背面にX字状の黒褐色の紋があり、翅がなく、体のまわりに刺状突起があることから、ツツジグンバイの幼虫のようです。
ツツジグンバイ(農作物病害虫データベース) | 長野県農業関係試験場
新芽が出ている枝からは被害葉を摘み取り、新芽が出ていない枝の被害葉はツツジグンバイが付いていないか確認したうえで、当面様子を見ることにしました。
その後、新芽に取りついたアブラムシを歯ブラシでこすり落とし、仕上げにもう一度ハンドスプレーを吹き掛けました。
とりあえず見た目はかなり綺麗になったのですが、ツツジグンバイは年間の発生回数が多く、繁殖力が旺盛とのことなので、気を抜かないよう注意したいものです。
気持ちの悪い害虫の写真が続いたので、口直しの写真を貼っておきます。
先日のリベンジで、鯉のぼり、エゴの花、青空の3点セット。
エゴノキの本領発揮!と思ったのも束の間、4月29日の雨と強風でエゴの花がかなり散ってしまいました。エゴ株元の草の芽は、左が植えた覚えのないネジバナ、右がこぼれ種からのミヤマオダマキです。
ツツジ科つながりで、コバノミツバツツジ?としていたツツジの葉が展開したので、再確認してみました。葉裏が白っぽく、葉脈の網目が目立つことからコバノミツバツツジで良さそうですが、葉脈や葉裏主脈に開出した荒い毛が多いことから、品種アラゲミツバツツジに該当するようです*1。
*1:山溪ハンディ図鑑 14 樹木の葉. 林 将之, 2014