12月中旬まで暖かい日が続きましたが、先週末から一転して寒気が入り込み、山口県中部の我が家の庭にも、うっすらと雪が積もりました。
雪で交通が乱れる可能性に備えて早起きしたのですが、大した雪では無かったのでカメラを持ち出してみました。
我が家の落葉樹はほとんど葉を落としていますが、縁側手前のユキヤナギはオレンジ色の紅葉を保っています。手前右の青い葉はアオダモに誘引したバラ 'スノーグース'で、まだまだ散りそうにありません。
ジューンベリーのひこばえが綺麗に紅葉しています。涼しい地域では梢の葉もこのように紅葉するのでしょうが、我が家の庭では紅葉する前に散ってしまうのが残念です。
ソヨゴの赤い実は冬の庭では貴重な彩りですね。
雪をかぶったイソギクも趣があります。
降雪のあった翌日のイソギクですが、花の全く傷みは全く感じられません。
雪の日にカメラを持ち出して初めて気付いたのですが、夏には緑色だったウリカエデの枝が鮮やかな赤色に変っていましたウリカエデの枝は鮮やかな赤色で冬の庭のアクセントになっていました。*1
意図して植えた訳ではないのですが、中央の赤い枝がそのウリカエデ、左のクロモジの黄色い枝、右のヤブツバキの濃い緑が組み合わさって良いコントラストになっています。
同じカエデの仲間のイロハモミジも枝先は赤っぽいのですが、幹に近くなると緑っぽくなり、あまり鮮やかに感じません。
冬の赤い枝を楽しむ木としてはサンゴミズキがメジャーですが、ウリカエデも冬の枝色を楽しむ樹種として捉えることが出来そうです。
我が家では東向きながら夏の日射が厳しい場所に植えてしまったので、今のところ綺麗に色付く前に葉が散ってしまうのですが、条件が良ければ鮮やかな紅葉も楽しめると思います。
ウリカエデが植木苗として流通することはあまり無いと思いますが、天然でも6-8m程度にしかならない小型のカエデで、葉の形もなかなか可愛いので、庭木としてのポテンシャルは意外に高い樹種なのではないでしょうか。
*1:過去の写真を見直したところ、このウリカエデの枝は周年赤い色をしていたようです(2024/1/3修正、春の写真追加)