庭にはいろいろな虫がやってきますが、その中からそれなりの写真が撮れたものをいくつか紹介したいと思います。
オスの足が軍配状に広がることが特徴のグンバイトンボは庭を造った2021年から、6月頃になると毎年我が家の庭に来てくれます。きれいな色のトンボで見た目が涼し気ですし、グンバイトンボが庭に来ている間は心なしか蚊が少ない気がします。
メスは足が軍配状にはなりませんが、胸を横から見ると前方に伸びる突起があるのが特徴とのことで、同じ個体の写真を拡大したところ突起を確認できたのでグンバイトンボでよいと思います。
手前がメス、奥がオスです。
カクトラノオの花穂の先に止まるオス。今年は過去3年間で庭に来るグンバイトンボの数が最も多く、期間も最長(今のところ7/17まで確認)です。植栽が充実したおかげだと思いたいのですが、たまたまグンバイトンボの発生に有利な気象条件だったのかもしれません。
セマダラコガネだと思われます。こうやって撮影すると結構きれいですが、バラなど鉢物も多くあるので、この後テデトールの対象となりました。
オリンパスの防水コンパクトカメラTG-6は子供用と庭仕事などアウトドア記録兼用で使っています。スマホのカメラはどんどん高性能化していますが、水や汚れを気にせず使え、マクロ機能も充実した防水コンパクトには存在価値があると思います。近年、日本メーカーの現行機がめっきり少なくなったのは寂しいですね。
ストケシア 'ブルースター'の蜜を吸うツマグロヒョウモン♀(だと思います)。ストケシアには色々なチョウやハチが訪れていました。
カマキリの幼虫がちらほら目につくようになってきました。人間の勝手な都合ですが、どんどん害虫を食べてほしいものです。
ダンギクに来たヤマトシジミ(だと思います)。
6月下旬ごろからグンバイトンボに加えてハグロトンボ?が来るようになりました。グンバイトンボは止まっているときに羽をほとんど閉じたままですが、ハグロトンボは時々羽を広げたり閉じたりするので、写真に変化を出しやすいです。
昆虫には全く詳しくないので、名前を調べるときには文一総合出版の「日本の昆虫1400 ①,②」のお世話になっています。特徴がつかみやすい白バック写真で絵合わせがしやすいうえ、初心者が迷いそうな主要グループには検索表や識別の囲み記事も付いています。
見かけた昆虫のざっくりとした分類の見当をつけるだけでも、昆虫に対する興味が広がるように思いますし、コンパクトで携帯に便利なところもポイントが高いと思います。