南側の庭の奥、南東角は大きな木を植えるとお隣さんに迷惑がかかることから何も植えず、堆肥ボックスとコンテナ菜園スペースとしていました。
しかしながら、リビングから堆肥ボックスやプランターが見えて眺めが良くなかったことと、吉谷桂子さんのブログなどに影響されてナチュラリスティクな植栽を試したくなったことから、ここに花壇を拡張することにしました。
まず、南側の堆肥ボックスを敷地北西角に移設し、ボーダー状に花壇を拡張しました。過去に植物を植えるために掘って余った土*1に、バーク堆肥・バーミキュライト等の土壌改良資材を混ぜ込んで、元の砂利面よりも15cm程度高く土を盛りました。
そこに、ミソハギ・ダンギク・オミナエシ等を植付けました。右角の鉢はヤマザクラとイロハモミジの下に植え、花が付かなくなってしまった八重ヤマブキを鉢に上げて養生しているものです。
その後、南の庭に入ると真正面にコンテナ菜園が見えるのが気になりだし*2、西側の角まで更に花壇を拡張しました。
拡張した部分には、サルビア ネモローサ・エキノプス プラチナムブルー・カレックス*3などの宿根草、来春にその間を埋めるニゲラ・イングリッシュデージーなど1年草を植付けました。なお、砂利面と盛土の間に植わっているのは、別の場所で増えたイブキジャコウソウを土留として移植したものです。
宿根草の間にはスイセン ティタティタ・タリアなど球根類を仕込んでおきました。
なお、画面右下に映り込んでいるのは異形鉄筋を加工した万能へら(長さ28センチ)*4という道具です。
この万能へらは移植ゴテよりも細いため、小さな球根をピンポイントで埋めるのが楽にできます。
また、先はかなり鋭く十分な硬度があり、硬い土も良く掘れます。隣地からブロック塀の下を潜って侵入していた雑草の地下茎除去にも活躍しました。なお、写真は斑入りミョウガを移植のために掘った際のもの。
色が目立たないので、庭で行方不明にならないように黄色のビニールテープを柄に巻き、上部の穴には結束バンドを通して輪にし、フックに吊れるようにしています。
鉄製ですが、使用後は水洗い後すぐに拭く程度で、特に油を塗るような手入れはしていませんが、今のところ錆は気になりません。なお、先が鋭利なので鍵の掛かる外物置の中に収納しています。
税込み3,080円と高めではありましたが、日本製で丁寧に作られており、良い買い物だったと思います。