しばらく自然観察の記事が続いて庭の記事は18日ぶりとなってしまいました。時季外れの感もありますが、5月下旬の様子を紹介します。
及川フラグリーンのクレマチス 'きりさめ' は、2020年発表の比較的新しい品種です。2023年春に購入したのですが、1年目は咲かず、2年目で花を咲かせてくれました。
シュッと筋が入る涼しげな藤色の花色と幅広の花弁なので、濃紫で花弁の細い'ミケリテ'と対照的なコラボになりました。
こちらは、「バラの家」のネット予約で1月末に入手した'トリニティ'です。まだ購入時の6号鉢のままなので台に乗せて高さを合わせ、クレマチスと記念撮影しました。
株充実のため撮影後、花はカットして花瓶に。大苗1年目なのでまだ本来の香りではないと思いますが、切り花にした後もフルーツ系の良い香りを楽しめました。
草花ゾーンのペンステモン 'ハスカーレッド'、サルビア ネモローサ 'ニューディメンションブルー'、オルラヤ、ニゲラ。ペンステモンは倒れがちなので、株元にU字型にした鉄線を差し込んで支えています。
晴れた日はだいぶ暑くなってきましたが、雑木が作る木陰の下に入れば快適に過ごせます。
作庭後4年目に入り、庭でカナヘビを見る頻度が増えてきました。害虫も多く出ますが、庭の生物多様性が増してきたのを実感します。
これは少し前のジューンベリーの実です。赤黒くなるまで熟さないと甘くないのですが、熟す前からヒヨドリが実を食べに来るため、鳥よけのネットをジューンベリーにかぶせています。
食べ頃に熟したジューンベリーの実は赤紫色になります。
今年は剪定を控えめにしたこともあって過去一番の収穫量でしたが、山口でもカメムシが多く発生し、ブーンと飛び立つカメムシを気にしながらの収穫作業となりました。
カメムシに汁を吸われて表面が凸凹になってしまった実も多かったのですが、ジャムにしてしまうので少々の痛みは気にせず収穫しました。
収穫した実はワイルドストロベリーと合わせて少しずつ冷凍で貯めておいたところ、妻がジャムにしてくれました。ワイルドストロベリーはほんの少ししか収穫できないので、ジューンベリー99%ジャムといったところでしょうか。
最初の年は一度炊いた実を網で漉しからジャムにしたのですが、面倒なうえ量もかなり少なくなってしまうので、その後は種を漉していません。かなり種が多いように見えますが、食べる際にはほとんど気にならないものです。